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医者

脳の動脈にできるこぶ

特徴と症状

老人

脳の動脈にできるこぶを脳動脈瘤といいます。その原因や危険因子としては、動脈壁の先天異常、高血圧、動脈硬化症や喫煙などがあります。脳動脈瘤の形は嚢状や紡錘状をしていて、大きさは5ミリ以下の小さなものから25ミリ以上の大きなものまであります。小さな脳動脈瘤ではふつう何の症状もおきません。大きなものでは周りの脳組織や神経を圧迫して、眼の後ろの痛み、視力の変化、顔の片側のしびれや脱力感などがおこることがあります。動脈瘤が破裂してくも膜下出血がおこると、突然の非常に激しい頭痛や複視、眼瞼下垂、吐き気や嘔吐、意識の喪失やけいれん発作などがおき生命を失うこともあります。このような症状があれば、ただちに脳外科を受診する必要があります。

診断と治療

脳動脈瘤は脳ドックや他の脳神経の病気で撮った画像検査で見つけられることも少なくありません。脳動脈瘤が破裂してからの治療は非常に難しいために、小さいうちに見つけることが大切です。診断には頭部の核磁気共鳴イメージング(MRI)やコンピューター断層撮影(CT)が用いられます。両方の検査とも血管造影剤が用いられることもあります。脳動脈瘤の大きさが10ミリ以上、70才以下で健康状態に問題がなければ、破裂を未然に防ぐための治療が危険性も良く理解した上で検討されます。開頭して微小血管クリップで動脈瘤への血流を遮断する方法と鼠径部からカテーテルを通して動脈瘤内にコイルを埋める血管内塞栓術があります。高血圧があれば治療し、禁煙することも重要です。